/* * EZK & xps2k について * by uratan! 2004.1.12 */
手元の環境の以下の組合せにおける動作を確認いたしました。
xps2k が効かない場合のパターンとしては、以下のものがありました。
ハードレイヤーでは、プロトコルレイヤーでは、
- ソフト駆動でやっているバイト通信が規格外になり、はじかれるパターン
- コマンド要求に対する xps2k の応答が間に合わずはじかれるパターン
- コマンドのやり取りによる初期化動作付きで、これにパスしないと 認識しないパターン
- キーリピートによるスキャンコードのトラフィックに耐えられず 遅くなったり、文字化けするパターン
ケース 1
親 PCケース 2FreeBSD 4.6R / XFree86 Version 4.2.0 / SHUTTLE FS50 / Pentum4 1.6GHz子 PC
(xps2k -s の結果は こちら)
- WindowsMe / SHUTTLE FB51 / Pentium4 2.4BGHz
非常に良好に機能している。 OS 起動後に xps2k を起動しても使える。 (-w 5〜195 の範囲で通信できた)- FreeBSD 5.1R / SHUTTLE FB51 / Pentium4 2.4BGHz
非常に良好に機能している。 OS 起動時に xps2k -a の状態でないと atkbdc0 も psm0 も アタッチされず、その後もキーボードを認識しない。 (-w 5〜205 の範囲で通信できた)- Windows2000 / SHUTTLE FV25 / PentiumIII 1.2GHz
時たま入力エラーを起こし、マザーボードの BEEP が鳴る。 規格に近い波形でないと使えないようだ。(-w 4〜32 の範囲で通信できた) Windows2000 起動時に xps2k -a の状態でないと キーボードもマウスも認識しない。 その状態でキー入力するとマウスも込みで入力停止する- NetBSD 1.6.1 / SHUTTLE FV25 / PentiumIII 1.2GHz
非常に良好に機能している。(-w 4〜32 の範囲で通信できた) OS 起動後に xps2k を起動しても使える。そのとき、 xps2k -a の状態でないと、いったんエラー(cmd failed)が出るが 強引に使えるようになる。- audio-technica USB to PS/2 変換アダプター ATC-USBPS2 ===> WinMe
使えている。100msec おきにコマンドが発行され、 キーボードレディをポーリングしている模様。- corega PS/2->USB変換ケーブル USB KM ===> WinMe
使えている。キーボード送信禁止がデューティ60%に およぶ。アイドル時にもときおりコマンドが来る。- Arvel USB<->PS/2 分配ケーブル AU02-PS ===> WinMe
PC 側の送信要求を 8msec でタイウアウトしており、 xps2k がこれを拾えない可能性があり、実際初期化動作が 途中で止まる時がある。
しかし、キーイベントを数個送ってやることで継続でき、 使える状態にはなる。アイドル時にはコマンドが来ることがない。
(-w 4〜120 の範囲で通信できた) (4つの中でどれかと言われればこれがお勧め..)- CENTURY 活すコネクター PS2W-USB ===> WinMe
バージョンが少々古いが上の AU02-PS と同一製品の OEM なので、 ほぼ同様のようであろうと思われるが、リピート中の [←] が 4 に、[→] が 6 に文字化けした。32char/sec のリピートレイトを 下げると問題なし。親 PCNetBSD 1.6.1 / XFree86 Version 4.2.1 / SHUTTLE FV25 / PentumIII 1.2GHz子 PC
(xps2k -s の結果は こちら)
- WindowsMe / SHUTTLE FB51 / Pentium4 2.4BGHz
ケース 1 と同様 (ただし、通信できる -w x の範囲は未測定)- FreeBSD 5.1R / SHUTTLE FB51 / Pentium4 2.4BGHz
ケース 1 と同様 (ただし、通信できる -w x の範囲は未測定)