/* * EZK & xps2k について * by uratan! 2004.1.12 */目次
概要
特徴 - 長所と短所
EZK 回路と動作について
xps2k について (2004.7.28)
確認済み動作環境
免責事項・作者と著作権・他について
EZK は COM ポートと PS/2 ポートを結ぶ変換ケーブルです。
xps2k は X Window System ベースで記述された、EZK 用の PS/2 キーボード プロトコルスタック(?)です。(まだまだ甘いです ;-) 現在のところ、FreeBSD/NetBSD でのみ動作します。
EZK + xps2k を用いることにより、他 PC の PS/2 KEYBOARD ポートに キーボードイベントを送り込むことができます。 これにより、従来の CPU 切替え機的なアプローチではなく、複数の PC に 対して 1台のキーボードの出力をリダイレクトし、使用することが可能です。 また逆に、1台の PC に複数のキーボードを接続する形態も xps2k の複数起動 により無理矢理ながら可能です。
EZK は以下のような人のための簡易キーボード共有器です。
- 私のメイン環境は FreeBSD/NetBSD で、X Window System を使っている
- もちろんキーアサインは私好みに変えている。
- なにかと Windows を使うことも多いが、OS のブート切替えはいやだ
- だからもう一台 PC がある。
- だけど、キーボード 2台は邪魔でしかたがない。
- キーボードを置く場所さえあれば、もう一台 PC が欲しい
- keyconv.c をいじるくらいならできそうだ。
- 寝るときもマシンは落とさないし、xps2k になんかあって子 PC に 入力できなくてもそんなに気にしない。
また、xps2k には以下の制限があります。
- 通信レートはソフトウェアタイマーで決定されされますので、 規格外になることも多いです。
- 子 PC からのコマンドへの対応は必要最低限です。
私の環境の模式図と写真をごらんください。
子 PC の windows2000 のコマンドプロンプトでエディット作業、 コンパイル作業などを中心に使っていますが、 個人的には、非常に満足しています。